表紙アートワーク SPREAD
表紙写真 神宮巨樹

2023-3月号 MARCH

特集= 03 漂白の地表で


03 On the Bleached Surface in Fukushima

 

特集03 漂白の地表で

大きな惨禍とそこからの復興は、都市/地域の環境を一変させる。
一見、漂白されたようにもみえるその地表に芽生える日常は、過去と地続きのものなのだろうか。
3.11以後、漂白されつづける福島。
そこでの試みや、人々の記憶や移動を捉える視点から、「日常」について考える。

[目次]

000連載
インスピレーションの起源 第15回
川島秀一

002

特集 漂白の地表で
On the Bleached Surface in Fukushima

004座談会
福島・浜通りは日常をとりもどしたか
加藤孝明・川﨑興太・窪田亜矢
010論考1
復興と日常を考える
―被災地で継続している活動を通して
浦部智義
012論考2
復興とまちづくりの本質を考える
松本丈
014インタビュー
日常をアーカイブする
―とみおかアーカイブ・ミュージアムの取り組み
門馬健
020論考3
いつかの日常を観る
―「日常記憶地図」
サトウアヤコ
022インタビュー
新たな日常に伴走する「表現」
―ラジオ下神白
アサダワタル
028インタビュー
福島を遠く離れて
―県外避難と日常
松井克浩
034論考4
日常生活の構造を理解する
―「時空間日誌」を手がかりに
大橋香奈
036インタビュー
失われない日常とは
―語られる文化と語られない文化から
川島秀一

RECOVERING NOW ⑦
042北但馬地震から98年
─城崎温泉の復興その後
松井敬代

委員会訪問 6
046国際化支援ワーキンググループ
西野辰哉・松田雄二

web連携 建築討論Annex
048タワーマンションの寿命が尽きるとき
─つくる責任と看取る責任
森本修弥