
メガシティを超えて―帰属と出会いの場としての東京とは?
日時|10月2日(金) 17:30〜19:30(開場17:20)
場所|京都大学吉田キャンパス(吉田南)人間・環境学研究科棟4階433演習室
日本で深刻化する孤独・孤立問題に対し、路地や小さな公共空間などの「マイクロ・アーバン・スペース」は、人々の「居場所」や緩やかなつながりを支える可能性をもつ。「THE TOKYO TOILET」プロジェクトや映画『PERFECT DAYS』は、公共トイレを滞在のためのインフラとして描き出し、同時に包摂と排除という都市空間の課題を浮かび上がらせている。本講演では、20世紀以降の都市論も踏まえつつ、これらの東京に関する視点を結びつける。そして、小規模な都市空間や介入がいかに偶然の出会いや滞在を支えうるかを検討し、見た目には開かれた空間の真の開放性を問うことで、都市における公共性と包摂について考察する。
講師|エヴェリン・シュルツ Evelyn Schulz
ミュンヘン・ルートヴィヒ=マクシミリアン大学日本センター教授。専門は近現代日本の文学・文化研究および都市研究(特に東京)。現在は、ポスト成長社会やスロー化現象、孤独・ひきこもりといったテーマを文化・文学的観点から研究している。
主催|京都大学前田研究室,京都大学人間・環境学研究科 学術越境センター