Practical Knowledge of Description(2024)

越境する実践知にむけて

2021年度より建築・都市計画,社会心理学,文化人類学の研究者でまちづくりの現場を記述する方法について何度も議論を重ねてきた。そこでは記述という行為を単に記録やレポートしてではなく,主体形成や価値創造の契機を含みこんだ創造的な営みとして捉え,まちづくりの実践を支える知的基盤(実践知)を現場から立ち上げることを目指してきた。今回の研究集会では,問題意識や現時点での成果をよりオープンな場で共有し,また,まちづくり,都市空間史,環境社会学の研究者を招いて議論し,成果のとりまとめにむけた方向性を確認する機会とする。

Placelessness Emerging through Reconstruction(2024)

被災/復興で失われる場所性を考える(ふたば学舎 震災学習・防災セミナー)

人が生活する中で意味づけられ,その人の「根っこ」になる場所。それぞれの人に大切な場所性を被災と復興に関連づけて考えます。

Moving Days (2024)

「借りて暮らす住まいの現在」(日本建築学会近畿支部住宅部会セミナー)
引っ越しに密着した写真集『moving days』(誠光社刊)の制作や様々な生活の風景の撮影、そしてUR都市機構のウェブマガジン「OURS.」(現「うちまちだんち」)のプロデューサーの1人として、これまで団地や借り暮らしの魅力を色々な形で表現してきた平野さん。歴史ある洋風町家で育った平野さんが、これまで見てきた借り住まいの事例やその経過をもとに、家を持たず揺れ動きながら暮らしていく価値観・カルチャーにはまっていったきっかけやその魅力について、今後の制作や展示のことも絡めて語っていただきます。
*詳細・申し込み:https://peatix.com/event/3839735

See and Feel Sri Lanka Today(2024)

舌で知り、頭で味わうスリランカ―食と農業,伝統医療,建築,社会経済からみえる「今」(2024)

スリランカ各分野の専門家・研究者が京大に集い,「スリランカの食」を入口に、立場や分野を越境しながら、スリランカのディープな魅力や社会課題を語り合う。専門家に限らず,スリランカについてもっと知りたい人,海外での活動に関心がある若い世代や学生の参加も大歓迎! 

*詳細および参加登録用WEBフォームはリンク先のページを参照

Rewatching Ushimado(2023)

うしまど ✕ 窓散歩(牛窓フレーミング散策実験展示)

2022年に実施した「窓散歩」(街並みフレーミング散策実験)では,牛窓を歩く16人の来街者が街で見聞きした体験が音声と画像・映像によって記録されました。今回,これら550点にのぼる記録を整理・編集し,展示公開します。牛窓を訪れた人びとが何を見,どんな価値を感じたのか,ぜひご注目ください。

Kitchens and Dwellings Around the World(2023)

台所からみる世界の住まい

「世界の台所探検家」として世界各地の台所をめぐっている岡根谷さんに、現地の人と一緒に料理や食事をして体験した、リアルな暮らしと文化のストーリーを紹介いただきます。家庭の台所と食卓からは、その土地の暮らしや社会背景までもが見えてきます。世界の台所を知ることで最終的に日本の住まい、台所への理解を深めたいと思います。

Urban Space Created by Markets(2023)

市場がつくる都市空間 戦後復興期の日本都市史の事例から

商業空間の普遍的な建物類型には、職住一体の町屋と市場がある。両者ともに都市史研究には分厚い蓄積があるが、本発表では市場に注目する。

第二次世界大戦の空襲によって焼けた東京が再生する過程で、終戦直後から急速に形成が進んだのは市場であり、戦後の「闇市」は復興の象徴として映画、小説にも多く描かれてきた。東京の山手線沿線の私鉄ターミナル駅前に限って言えば、市場の形成によって都市空間が戦災から再生したといっても良いだろう。戦後復興期の日本都市で、市場はどこに現れ、誰が関わり、そしてどのように機能したのか、東京の市場を中心的な事例として議論する。

【参加申込みフォーム】

https://forms.gle/M5CR4qG1zdXmvANV6

Open your mind on sustainability(2023)

地域の当事者目線で考えるサステナビリティ

私たちを取り巻く環境・社会課題は、さまざまあることはわかっていながらも、「自社で何ができるかわからない」「どのように推進していけばいいかわからない」といった悩みを持つ方が多いのではないでしょうか。このような悩みを持つ方に向け、環境・社会課題に関する情報の発信、ネットワーク組成に取り組むGREEN×GLOBE Partners(株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三井住友銀行)と京大オリジナル株式会社主催のトークイベントを、本学およびオンラインで開催します。

 「地域の当事者目線で考えるサステナビリティ」をテーマに、「コミュニティとサステナビリティ」という非常に大きなテーマに対して、企業がいかに当事者意識を持ち、どのような姿勢で、何に取り組むべきかについて、本学の教員や企業の担当者とともに考えていきます。

イベントレポート

 京都大学 philo- 2023年10月17日、オンラインイベント「地域の当事者目線で考えるサステナビリティ」が開催されました

 GREEN × GLOBE Partners 地域の当事者目線で考えるサステナビリティ—— 自律協生と地域運営をめぐって

Questionnaire Survey on Jizo-Bon (Response to COVID-19) (2023)

地蔵盆に関するアンケート調査(新型コロナウイルスへの対応)実施中 *画像をクリックすると回答フォームへ飛びます

新型コロナウイルス感染症が今年5月に5類感染症に移行したことを受け,コロナ禍で中断を余儀なくされていた多くの地域行事も徐々に再開されつつあります。当調査は,京都市内の町内会・自治会等を対象として地蔵盆の開催状況や再開・継続にむけた課題を把握することを目的としています。調査結果は,今後の地域活動のあり方について検討する際の資料として役立てていきます。

アンケートの対象: 京都市内で地蔵盆を開催している地域(町内)や団体であり、 今年の地蔵盆の開催者(地蔵盆の世話役、町内会・自治会の役員など)

回答期限:2023年9月8日 (回答の受付は締め切りました)

以下のHPにもWEB入力フォームへのリンクが掲載されています。
 京都市 自治会・町内会&NPOおうえんポータルサイトhttps://chiiki-npo.city.kyoto.lg.jp/assoc-news/1484.php
 京都をつなぐ無形文化遺産

アンケート最終結果(自治会・町内会&NPOおうえんポータルサイト)

京都大学オンライン講義「立ち止まって、考える」(調査結果の一部を紹介しています)

Urban Farm and Housing(2023)

都市型農園と住まい―先の見えない時代にフレキシブルな空間を―

日時:2023年3月12日(日)17:00~19:00 (開場 16:30)
会場:京都大学(吉田南構内)総合人間学部棟 1104演習室
参加費:無料(要申込・定員30名)
【講師】新保奈穂美さん(兵庫県立大学大学院 講師)
※詳細と参加申し込み: https://peatix.com/event/3502946

現代の私たちは、新型ウイルスや大規模災害、少子高齢化によるコミュニティの衰退など、先の見えない時代を生きている。都市のスキマを利用する農園である「都市型農園」は、その開かれた空間やコミュニティ醸成といった特性によって、私たちにとっての新たなコミュニティ拠点となる可能性を秘めているといえるだろう。
今回の講演では、都市型農園を研究されている新保奈穂美氏をお招きし、都市型農園の魅力や課題、具体的な取り組みに迫るとともに、これから先、都市型農園が私たちの暮らし、住まいにおいてどのような役割を担っていくのか、その展望をレクチャーしていただく。

Kyo-machiya neighborhoods(2023)

京大リベラルアーツ教室 <京町家編>

京都には、「京町家」と呼ばれる歴史的な建物が数多く存在します。その数は4万棟を超えると言われ、京都らしい町並みには欠かせないものです。そんな町並みの保全に向け、市や地域の不動産、工務店等が、京町家を生かし残すためにあらゆる取り組みを行っていることを、皆様はご存じでしょうか。
今回は、京都大学の教員を始め、京町家に様々な角度から携わっているアカデミアの先生方に、それぞれのご専門からお話をいただきます。京町家に暮らす人、建っている場所、その近くには何があるのか、町屋は何でできているのか、どんな課題があるのか…京町家を取り巻く様々な環境・状況について、専門的な知見を得ることで、今までと違う魅力を再発見できるかもしれません。

Revisiting Ushimado(2022)

牛窓の街並みを再読する:三宅理一先生と語る

牛窓では近年,風光明媚な景色やかつての商家・町家が軒を連ねるしおまち唐琴通りの街並み等が観光客や移住者を惹きつけていますが,人口減少・過疎化により空き家・空き地の増加が目立っています。牛窓の街並みはこれまでどのようにしてつくられ,変わってきたのでしょうか。1980年代に牛窓の歴史,建築,街並みについて詳細な調査を行われた三宅理一先生をお招きし,当時の状況を振り返りながら牛窓の街並みを「再読」します。それにより,未来に残すべき,残ってほしい牛窓の街並みについて一緒に考えるきっかけになればと思っています。

In recent years, Ushimado has been attracting tourists and migrants with its scenic beauty and the streetscape of Shiamachi Karakoto-dori with its rows of former merchant houses and town houses, but the number of vacant houses and lots has been increasing due to the decline in population and depopulation. Dr Riichi Miyake, who conducted detailed research on the history, architecture and townscape of Ushimado in the 1980s, has been invited to look back on the situation at that time and ‘revisiting’ Ushimado. We hope that it will provide an opportunity to think together about the townscape of Ushimado, which should be preserved for the future and which we would like to see remain.

Families on the move(2022)

「移動する家族」と住まい

「移動する『家族』 Families on the move」(撮影・監督:大橋香奈、2018 http://yutakana.org/fotm/ )は、国境をまたがるトランスナショナルな交流によって、異なる国で暮らす「家族」との関係を維持している、5人の物語を束ねたドキュメンタリー作品です。彼/彼女にとって、「家族」という関係性や、「Home」と感じられる場所は、どのようにつくられているのでしょうか。生活の形態や他人との関係性が多様化しつつある現代において、人々と住まいが互いに与える影響とはどのようなものでしょうか。本作の上映とその後のディスカッションを通して、「移動」と「住まい」の関係およびこれからの住まいの在り方を考える機会としたいと思います。

Fukkou Dialog 2nd season 02 (2022)

復興ダイアローグ2nd 第2回「街並み」:語り合う参加者募集中

毎回ユニークな仕方で災害と復興について対話する「復興ダイアローグ」。今回のテーマは「街並み」です。ダイアローグ当日(2022年9月25日)に,会場であるふたば学舎の周辺を散策し,スマホのカメラ等で記録した「気になる街並み」を持ち寄り,参加者全員で他祝すます。(路上観察学の手法を応用)

Miyagi Voice(2022)

みやぎボイス(2022)

10回目となるみやぎボイス2022のテーマは「災害が日常になった今」です。東日本大震災からの復興まちづくりを共有してきたみやぎボイスのプラットフォームを活かして、記録と検証の視点を持ちながら、災害とは、地域とは、復興とは、まちづくりとは、そしてその主体とは、を考え、まちづくりと人づくりに活かして行く場にします。個々のテーブルでは、引き続きみやぎボイスの目的の一つである“復興検証”、みやぎボイスで注視してきた石巻市半島部の“雄勝”、震災復興で漠然とした期待をいだいていた『コミュニティ形成と空間の力』の検証、復興まちづくりの現場に飛び込み協働している”復興支援員”、さまざまな士業団体の視点から見た復興まちづくりの”人・建築・法制度”などについて意見交換を繰り広げます。

Fukkou Dialog from Kobe 04 (2022)

復興ダイアローグ第四回:語り合う参加者募集中 →終了しました

災害が起きるとテレビやネットでその様子が連日伝えられ、その禍いに直接まきこまれていないひとびとも衝撃を受け、なにか助けにならねばと立ち上がります。「復興」は被災地の外側のひとびとと内側のひとびとが力を合わせて進める仕事であることはたしかです。ただ、仕事や目標が同じでも、見えているものや、その過程がもたらすものの意味は立場によって大きく変わるはずです。被災地の内側ではものごとの一つずつ、生活の一日ずつの価値が更新されてゆきます。外側からはその表面をまさぐるほかないときもあります。その違いはわかっているはずなのに、「復興」ということばがそれを覆い隠してしまうのかもしれません。だとすれば、「復興」とは、だれが のために何をすることなのだろう?「復興」の主体はだれなのでしょうか?

Fukkou Dialog from Kobe 03 (2022)

復興ダイアローグ 第3回:語り合う参加者 募集中 →終了しました

震災の被災者とは震災でわざわいを受けた人のことをいいます。わざわいとは不幸な物事や悪い結果ということです。震災により住んでいた家が壊れたり、燃えたりなどの被害にあった人は被災者になり、市町村に申請すると罹災証明書/被災証明書が発行されます。でも、申請が認められないと/申請しないと公には被災者ではない?それだけではなく、震災の中では大きなケガをしたり、障害を負ってしまった人が、そして亡くなってしまった・・・亡くなった人は犠牲者で被災者とは言わない?震災でひどい目にあった人のそばで同じ痛みを感じる人は、被災者では・・・どうなんでしょうか?今回の対話では、これまで単純に考えていた「被災者」について深掘りし、「被災者」の意味に「しっくりくる言葉」を探し、今まで知られていなかった重要な側面を見出したいと思います。

The future of former settlements turned into disaster risk areas (2021)

災害危険区域化した元居住地の行方

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた自治体の多くは、津波等による被災の危険性が高い区域において土地利用規制を行い将来的な自然災害のリスクを軽減するため、沿岸部に災害危険区域を指定し、居住用建築物等の立地規制及び構造制限を行っている。岩手・宮城・福島県合わせて25 自治体が沿岸部に危険区域を指定した。区域の指定では、防潮堤整備後のシミュレーションを基準とした指定、今次津波の浸水域を元にした指定、防災集団移転促進事業による移転跡地の買い取りを前提とした敷地単位で指定したものなど区域ごとに基準が異なる。ハザードに対して、リスク設定の難しさが指摘される。震災から10年が経ち、災害危険区域に指定されたエリアに住居を構えていた人びとは、内陸や高台等に移転し新たな居住地で再建をされているが、災害危険区域に指定されたエリアの活用はどうなっているのだろうか。
本シンポジウムでは、震災から10 年にわたって仙台・荒浜地区の被災コミュニティ支援に関わってきた新井信幸氏に、災害危険区域におけるインクルーシブ・パークの提案を含むこれまでの活動についてお話いただく。また、都市計画、土地利用を専門とする姥浦道生氏をコメンテーターとして、当研究報告会メンバーを交え、災害危険区域化した元居住地の跡地活用のあり方について議論する

Fieldwork ✕ Design(2021)

フィールドワーク× デザイン:フィールドワーク技術の展開先としての「デザイン」を考える

「フィールドワーク× デザイン」をテーマとする公開研究会を開催します。今回は,これまで建築学ではフィールドワークの対象としてはあまり捉えられてこなかった「現場」(医療現場,研究現場,石垣築造 etc.)へのフィールドワーク技術の適用を試みている建築の研究者,実践者の活動を題材として,文化人類学者の木村周平さんを交え,フィールドワークとデザインの豊かな連携について考えます。人,物,情報がボーダーレスに地球規模で行き交う時代,そしてコロナ禍・・・。「フィールド」そのものをどのように再設定するか,ということを含めた柔軟な想像力がますます求められていると感じます。定員にはまだ余裕がありますので,HPよりお申し込みのうえ,ご参加ください(申し込み〆切10月6日)。https://www.aij.or.jp/event/detail.html…

Fukkou Dialog from Kobe 02 (2021)

復興ダイアローグ 第2回:語り合う参加者 募集中  →終了しました

これ震災前からあったっけ、それとも震災後に建ったやつやっけ……という会話が、神戸 ではまれによく聞かれます。建物・区画・まちなみの再建と改造は、たしかに「復興」のも っとも目立つ側面です。元通りにする、災害に強くする、美しくする、立派にする、懐かし さを残す、といったいろいろな視線がそこに混じり合っています。その槌音と視線が織りな す網目のなかにひとびとは四半世紀かけて棲み着きなおし、今のまちなみがいつのまにか 「こういうもの」として存在している。そうした過去の網目は、今のまちなみのなかではな かなか見えづらいかもしれません。あれ、これ震災前からやっけ、震災後やっけ……? 復 興ということばを負いながら、わたしたちは「まち」をどうしたかったのでしょうか、ある いはいまどのように理解したいのでしょうか。長田のまちのなかで立ち止まってかんがえてみます。

Fukkou Dialog from Kobe (2021)

復興ダイアローグ:語り合う参加者 募集中 →終了しました

災害「復興」のプロセスには,価値や意味をめぐるたくさんの葛藤がひそんでいます。言い換えれば,これが正解だと言い切ることのできない問題がたくさんあります。ひとつの正解に固めることができないので,いろいろな立場のひとたちがあつまって,阪神・淡路大震災から26年が経過した神戸から,ことばと記憶と気持ちをやわらかくしながら探求してゆきたいとおもいます。

The process of disaster ‘recovery’ is fraught with conflicts of value and meaning. In other words, there are a lot of issues in the recovery process that we can’t say is the right answer. Since it is impossible to settle on a single correct answer, we would like to bring together people from all walks of life to explore these issues from Kobe, 26 years after the Great Hanshin-Awaji Earthquake, while flexing our words, memories and feelings.

Questionnaire Survey on Jizo-Bon (Response to COVID-19) (2021)

地蔵盆に関するアンケート調査(新型コロナウイルスへの対応)実施中 *画像をクリックすると回答フォームへ飛びます(回答の受け付けは締め切りました)

地蔵盆は近年、地域コミュニティ活性化への寄与という点から再評価されています。このアンケートは,昨年度に引き続き,京都市における今年の地蔵盆の実施の可否を含めたご予定や近年の状況についておたずねし,地蔵盆の現状と課題を把握することを目的としています。今後,影響が長期化することも予想される新型コロナウイルスへの地蔵盆を含む地域活動の継続方法を検討することに役立てていきます。

アンケートの対象: 京都市内で地蔵盆を開催している地域(町内)や団体であり、 今年の地蔵盆の開催者(地蔵盆の世話役、町内会・自治会の役員など)

回答期限:2021年8月10日

調査結果

紹介)京都っ子の夏休み飾る地蔵盆 コロナ禍に揺れる町内会(朝日新聞)
  「地蔵盆のいま」「地蔵盆のこれから」(FM京都αステーション NEWS ROOM α 「京都楽学」)

How will our Housing and Community change with WITH / AFTER new Corona Virus Pandemic(COVID-19)?(2020)

WITH/AFTERコロナ 住まい・まちづくりはどう変わる?

Telework has spread rapidly with the spread of the new coronavirus infection. While the spread of telework has revealed various merits, it also highlights issues related to living space. In the future, as telework becomes more familiar, a living environment that integrates work and housing will be required, and the degree of freedom in choosing a place of residence may increase. For the era of WITH / AFTER Corona, we will think about how to live, work, enjoy and live while teleworking in Osaka, and think about Osaka as a city to live with.

開催レポート

And yet Humans Share Spaces with Others (2020)

それでも人は他者と空間をシェアする

Architectural practitioners have actively proposed a share as a way to enrich their dwelling. However, now that the new-coronavirus (COVID-19) sickness has made us aware that the share is two sides of the same coin with the risk of infection, we can still see what people want from the share. At this symposium, we first reconsider the meaning of various shares being tried in the field of architecture. Then, we anthropologically ask what share is, and draw out the future of whether share continues to promote the disparity in housing, or how the practice of housing can play a role in correcting the disparity.

Questionnaire Survey on Jizo-Bon (Response to COVID-19) (2020)

地蔵盆に関するアンケート調査(新型コロナウイルスへの対応)実施中 *画像をクリックすると回答フォームへ飛びます (回答は締め切りました)

地蔵盆は近年、地域コミュニティ活性化への寄与という点から再評価されています。このアンケートは、京都市における今年の地蔵盆の実施の可否を含めたご予定や近年の状況についておたずねし、地蔵盆の現状と課題を把握することを目的としています。今後、影響が長期化することも予想される新型コロナウイルスへの地蔵盆を含む地域活動の継続方法を検討することに役立てていきます。

アンケートの対象: 京都市内で地蔵盆を開催している地域(町内)や団体であり、 今年の地蔵盆の開催者(地蔵盆の世話役、町内会・自治会の役員など)

回答期限:2020年8月10日

アンケート中間報告(7月24日時点)

アンケート最終結果

紹介)コロナ禍で地蔵盆の開催は(テレビ大阪ニュース)

Social Urbanism -Knowledge exchange meeting between Latin America and Japan(2020)

Social Urbanism -Knowledge exchange meeting between Latin America and Japan

We will hold “Social Urbanism-Knowledge exchange meeting between Latin America and Japan” at 18:00 -21:00 on February 7 in Kyoto. We Invite an architect Alejandro Echeverri, who is known for urban renewal in Medellin, once called the “World’s Most Dangerous City”. Architects and researchers who practice Social Urbanism at domestic and abroad from the Japanese side will also share knowledge in South America and Japan. Although the capacity is limited, it is an open meeting, so if you are interested please join us!

Let’s think about the way of Jizo-Bon adapted to the times (2019)

第2回深草まちづくりカレッジ「時代に合わせた地蔵盆のあり方を考えよう

“Jizo-Bon” is a precious event where multi-generation of cho-community exchange each other. In Kyoto, there are areas where Jizo-Bon continues to be devised, such as by collaborating with welfare facilities and university students to address issues such as a reduction in the number of players and participants. Let’s learn about these cases, exchange opinions among participants, and join together to give tips on community revitalization, such as how to increase the number of players.

(参考)前田昌弘:地蔵盆と子ども, ASSEMBLY アセンブリー 京都に劇場文化をつくる03[特集]子ども/子供/コドモを考える,p.12,2019年3月

(参考)前田昌弘:存在の質から環境を捉え直すー地蔵盆まちづくり試論,建築と社会,no.1173,2019年12月

Symposium: Learning from visionary architects(2019)

日本建築学会比較居住文化小委員会シンポジウム 幻の建築家たちの教え

時の試練を経た集落は格好の教科書、その構想者は会うことが叶わない幻の建築家――居住を取り巻く状況が急速に変化している現代においても、いや、むしろ現代においてこそ、フィールドに出向くと多くの学びがあります。しかしフィールドワークは名人芸に近く、定まった方法論はありません。そこで比較居住文化小委員会では、名人たちが何を考え実践してきたのかを広く伝えるべく、16 名の濃密なインタビューと直筆のフィールドノートをまとめ、書籍「建築フィールドワークの系譜:先駆的研究室の方法論を探る」を出版しました。
本シンポジウムでは、本書で取り上げた中から 4 名をお呼びします。第一部は、世界的建築家かつ先駆的フィールドワーカーである原広司氏と古谷誠章氏の講演です。フィールドに何を求めて旅立ち、どのような調査を行ない、その成果が設計の実践にどうつながったかについて解説します。第二部ではこれを受け、布野修司氏が建築計画学の視点から、陣内秀信氏が建築史学の視点から、フィールド研究のトップランナーとしてコメントします。その後は、比較居住文化小委員会のメンバーも加えたパネルディスカッションです。以上の講演と議論を通じて、フィールドワークの現代的な意義をあぶり出します。

The future created by continuous fieldwork (2019)

日本建築学会比較居住文化小委員会 拡大委員会 継続的建築フィールドワークが拓く未来:ベトナムにおける研究の展開、プロジェクトの発生、フィールドの変化

Although Vietnam adopted the Doi Moi policy in 1986 and started working on cooperation with the international community, fieldwork by Western researchers was still rare. In 1994, a comprehensive survey of the townscape of Hoi An’s old town in central Vietnam was conducted. Based on this experience, the field has been expanded to other cities in Vietnam and other countries, but fieldwork in Hoi An continues every year. The possibility of fieldwork is considered from the development of research and field changes due to continued involvement in the field for over 25 years.

Symposium: Dwelling among Multiple Generations(2018)

日本建築学会 第13回住宅系研究報告会シンポジウム 世代の”あいだ”を暮らす

今日では3世代がひとつ屋根の下に暮らすことも珍しく、若者と高齢者の間で知識や経験を日常的に受け継ぐことも、子育てや介護の支援を親族から受けることも難しくなってきています。このように多世代での人間関係の希薄化が進む中、地域コミュニティにおける社会関係資本をどのように再構築していくのかは大きな課題といえます。本シンポジウムでは、子どもから高齢者まで、日常生活の中で自然な形で出会い、互いに学び支え合う世代間の関係づくりに取り組む実践者をお迎えし、縦割りかつ世代別に議論される施設と住宅の”あいだ”のデザインを住まいから問い直すきっかけとしたいと思います。