Retreat for Revitalization in Survival of Rural Community(2024)

撤退と再興の農村戦略(2024)

今の子どもたちは、将来、「人口が半分になった日本」を自分の目でみる可能性があります。そのような長期的な縮小傾向のなかで農村を守ることは容易ではなく、この先は、発想そのものの転換が必要になります。この講義では、誰も住まなくなった集落の事例紹介を起点として、「将来的な再興を意識した前向きな縮小」という集落づくりの選択肢を提示します。「ハイテクや観光が集落を救う」「とにかく助け合い」といった「夢に満ちたわかりやすい事例の羅列」ではありません。今回のメインは、「一度引いてから攻めに転じる」という全く新しいタイプの「集落づくりの考え方」そのものです。

環境構成論Ⅱ・生活環境構成論2 コミュニティデザイン特別講義

2024年7月24日16:45〜18:45@京都大学吉田南構内 人間・環境学研究科棟